30代主婦/初めての緊縛<後編>

SM調教体験記

まだ息も荒いまま、電マの上に正座させ、動かないように命令。

体も足もビクビクしているが、何とか電マに耐えている様子。

それを見ながら、ソファで電子タバコを一服。

女性の感じている姿を見ながら吸うのが最高においしい。

あらためて、私自身、女性が感じてる姿が好きなんだと実感できる瞬間。

2回ほどイクのを見てから、正座している前に仁王立ち。

頭を掴んで、喉奥までフェラ。

前回で慣れたのか、前よりも奥まで入っていく。

嗚咽やえづきがあるが、そのたびに、咥えなおしてくる。

縛っているため、手も使えないが一生懸命に私に尽くしている。

このままでは、いつまでも咥えさせてしまうため、四つん這いにさせた。

後ろからの姿に惚れ惚れしていると、お尻を小刻みに揺らしている。

「叩いてください」

そう言っているかのようだった。

平手で、右左とお尻を叩き、悲鳴なのか喘ぎ声なのか区別のつかない小さな声を上げる。

「もう我慢できません、入れてください…」

「何を入れてほしいんだ?」

「ご主人様の……」

恥ずかしいのか、それ以上は言えないみたいだ。

もともと、恥ずかしいことは苦手だったのが、自分から求めるようになることに喜びを覚えながら、ご褒美として、後ろから挿入した。

「うっ…」

と呻き声をあげながら、体を震わせている。

後ろ手縛りをしているため、腕で体を固定できないため、お尻だけを突き上げている。

奥まで押し付けてやるのが好きなようで、明らかに感じ方が違う。

髪を引っ張って、犯されている雰囲気にする方が興奮していることが分かった。

後で聞くと、本人も気づいていなかったが、無理やり犯されている状況に興奮したとのこと。

いくつか体位を変え、お互いイッテから、添い寝しながらピローローク。

縄をほどいたところが赤くなっているが、跡が残るような感じではない。

それを見つめて、先ほどのことを思い出しながら、

「なんかうれしい…」

何が嬉しいのか分からないのも、ホントの素直な気持ちなんだろう。

今回、いじめられることや無理やりされることに、自分が必要とされていると感じて、承認欲求が満たされていると感じた。

いつも思っていたことだが、Sは、Mの隠れた欲求…それは性欲だったり、承認欲求だったり、愛情だったり…それを本人の代わりに見いだして、満たしてあげることが使命であり、役割だと思う。

Sの欲求のまま、Mを痛めつけても、一時的、表面的な満足は得られるものの、お互いの深層心理のところではつながることができず、精神的な深い快楽や満足をえられることはできないと痛感。

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